井上唯之(ただゆき)
長田
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有名雑誌週刊Kの記者と名乗るも・・。御しやすそうなおっとりとした男。実は峠昌彦の顧問弁護士。遺言状を持参。
・長田 カメラマン。無口だけどいい男だと思わせる感じの良い笑み。
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朝霞(あさか)千沙子
(没)
夫 大治郎(没)
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大治郎の死後朝霞家の当主を継ぐ。事故死と言われているも、夜中に独りでボートなんかに乗るなんて・・・。
・大治郎 朝霞グループを創設、後継には千沙子を指名。
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朝霞家の家族 |
長男 千蔵 大治郎の財団法人の理事長。腺病質で線細い。
次男 千次 気難しげな印象の髭の男。大学で歴史を教えている。
三男 千衛(せんえい) 恰幅のいい黒眼鏡、ぼんぼんといった風情。
末っ子 宮脇千恵子
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宮脇協一郎 |
千恵子の夫、写真家で一流の写真家ではなさそう。千恵子の資産を当てにしている。 |
更科裕子(さらしな) |
家政婦兼ヘルパー。看護師、調理師何でも兼ねられて有能。 |
羽澤澄子
(はざわ・すみこ)
娘 愛華
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旦那から逃げながら働いている。昌彦と同じ時期に「愛華苑」にいた子供だった。
・愛華 10歳くらい。家庭に問題があってほとんど「愛華苑」に住み着いている。
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峠昌彦(没)
母親 昌子(あきこ)
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映画監督、39歳。ここ数年海外の映画祭で続けて賞を獲得。
雨でスリップ、車ごと川に落ち死亡。事故死と見なされている。
幼年時代、千沙子が昌子と昌彦を「愛華苑」に連れてきた。
・昌子 朝霞千沙子の女子校時代の後輩。昌彦を「愛華苑」に置き去りにし、どこかの飲み屋の男と駆け落ち。浅草の路上で滅多刺しで発見される。
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小野寺敦(あつし) |
昼間は劇団員、26歳。“アサカ”と名乗る女性に幽霊役を依頼され、仕事を終え戻ろうとしたら崖崩れで朝霞邸に身を寄せるはめに。 |