依井 |
将校待遇の通訳、30過ぎ。扶桑綿花の社員でシヤン語が流暢。
ビルマの闘いが始まって1年。ビルマに暮らして6年。戦闘が始まり、妻子は日本に帰している。
|
賀川少尉 |
にわか編成の警備隊の若い隊長。さし当たり2週間の駐屯予定。
7ヶ月前にもヤムオイ村に駐屯していたことがあり、村人たちとも知り合い。前回の駐屯では不始末があり連隊に戻され、連隊本部付きとなっていた。
|
警備隊員 |
・杉山准尉 隊の次席。隊の最高齢者。身分上は下士官。
・近見崎(ちかみざき)上等兵。
・高津 上等兵。
|
上條 |
連隊副官の青年将校。賀川少尉が暗殺されたことから連隊より派遣される。 |
<ヤムオイ村の住人たち> |
北部シャン州の、いわゆるビルマルートを東へ外れた山の中の村。
ビルマ戡定がなった直後から重慶軍の侵入が見られる一帯。 |
村長
妻
|
この村の本物の村長はオーマサではとの疑念。村長は偽物?
賀川少尉暗殺の次の日、村長も同じように殺される。
|
助役
(日本人が付けた呼名)
|
・オーマサ 副官に対し、支那兵がずっと監視しているに違いないから、出来るだけ早く撤収するのが警備隊のためと。
・コマサ 助役の様子を見てコマサは小間使いの様との評価あるも、「村長殺しは自分である」と副官と依井に。
・イシマツ 見るからに体が強く、度胸がありそう。
|