主な登場人物:
有明功一
弟 泰輔
妹 静奈
父親 幸博
母親 塔子
|
両親は横須賀で洋食店「アリアケ」を経営、ハヤシライスが売り。功一たち三兄妹(小6,小4,小Tの時)が流星群を見に家を抜け出して帰宅して両親が殺されていることを発見。逃げる男の顔を泰輔が見ていたことから犯人捜しに。
|
柏原 |
横須賀署の刑事。洋食店夫妻殺人事件を担当。萩原の先輩にあたる。現在は独り身だが、何年か前までは結婚して子供もいて奥さんに引き取られていた。
|
萩村信二 |
神奈川県警の刑事。洋食店夫妻殺人事件を担当。 |
戸神行成
父親 政行
母親 貴美子
|
父親の戸神政行は「とがみ亭」を経営、桜木町で店をやっていたがハヤシライスが売りで店舗を広げる。息子の行成は専務として麻布十番店の出店を任される。
功一たちの犯人捜しの本命に父親がいて・・・。
|
高山久伸 |
功一たちの詐欺に引っかかる男。 |
物語の概要:図書館の紹介文より
惨殺された両親の仇討を流星に誓い合った三兄妹。 14年後、彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は…。 息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙が止まらないラスト。 著者会心の感動大作。
読後感:
舞台が横須賀で起きた殺人事件で横須賀の地名があちこちに出てくるため、やっぱりそれだけでも突っ込みたくなってしまう。テレビドラマでも最近やっていて、「赤い指」も単発ドラマ(?)だったかそれは見たが、「流星の絆」の方はこんな話とは知らず、ちらっと見たような。
読んでいる途中に3月11日の東北関東大震災が勃発した。そんなところが影響しているかも知れないが、どうものめり込めない話で共感も感じることなく、ラストの結末はいささかとんでもない方向のものだったなあというのが感想である。
東野圭吾作品としては珍しい印象であった。
|