<第一部> |
1963年時代 |
国重一郎 |
不動産の“大日本産業”社長、まもなく50歳。
父親が財をなし、世田谷の自宅に書生として若者を住まわせて面倒を見ている。国を憂い革命を計画する‘七の会’の発起人。
・秘書 荒巻、運転手も兼務。忠実な人間。
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松島重吾 |
国重の書生、理系の大学に通う20代。‘七の会’の重要なメンバー。
毒ガスの開発担当。
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赤坂敏 |
‘七の会’の資金面を支える老人。 |
玉川新 |
元代議士。国重の政治面・思想面の教師。 |
工藤 |
公安三課の人間。戦後今日あるのは国重のおかげ。恩を感じ国重の手助けをしている。 |
<序章>、<第二部> |
2013年時代 |
峰脇東吾 |
警視庁捜査一課特殊班警部補、50歳。
・石本 部下の警部補。年齢は峰脇に近い。公安に情報網を持つ。
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本庁関係 |
・田所管理官 捜査一課生え抜きの男、53歳。
・亀田 サイバー犯罪対策課(生活安全部の一組織)情報斑
峰脇より2年年次が下。
・刑事部 三島部長。
・公安部 御手洗部長。
・警備部 木下部長。
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群馬県警者 |
・北山 捜査一課強行犯、巡査部長。有毒ガス事件で警視庁の捜査本部に先兵として送り出される。
・小倉捜査一課長。
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天野彰 |
Sと名乗り毒ガスを武器に総理の退陣、国会議員の全員辞職を迫る犯人、19歳。 |
松島重吾 |
山梨の甲府で学習塾を営んでいた、73歳。「松島文書」を残す。 |
工藤 |
元警察官。80歳が見えてきた年齢。 |
国会議員 |
・三好彰彦 総理大臣。“決められない男”の異名を持つ。
・常磐貞則 官房長官。警察庁出身。
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