オオクワガタの幼虫は1年をどのように暮らしいてるのでしょうか???
当然自然界と室内飼育という環境では、そのライフ・サイクルは違っています。ここでは、室内常温しいくという環境でのライフ・サイクルを整理しておきます。
<一年一化・室内常温>
- 産卵時期・・・・4月下旬〜7月上旬
- 孵 化・・・・3週間〜1ヶ月
- 1 齢・・・・・3週間〜1ヶ月
- 2 齢・・・・・3週間〜1ヶ月
- 3 齢・・・・・初年度の8月中旬〜2根亀の5月末まで
- 蛹 化・・・・2年目の6月初旬〜7月初旬
<二年一化・室内常温>
- 産卵時期・・・・7月中旬〜10月上旬
- 孵 化・・・・3週間〜2ヶ月
- 1 齢・・・・・3ヶ月〜5ヶ月
- 2 齢・・・・・4ヶ月〜6ヶ月 初年度の10月末〜2年目の3月末まで
- 3 齢・・・・・10ヶ月〜13ヶ月 2年目の4月〜3年目の5月下旬
- 蛹 化・・・・3年目の5月下旬〜6月下旬
こんなところでしょうか。しかし、これは私の過去の経験であって、今後はどうなるかわかりません。
その理由は、東京在住時代の室内常温飼育のデーターだからです。今年はご承知のとおり会社の転勤で大阪にて飼育ということになります。
大阪と東京の気温の差に驚いてます。9月といえば東京では長袖のパジャマで寝てましたが、大阪では相変わらず半袖で十分という気温でした。この室内温度の差はオオクワガタのライフサイクルに大きな影響を与えるはずだからです。確実に二年一化にもっていくには、東京であっても室外に出すとかのコントロールが必要な場合がありましたが、大阪の場合はもっと神経を使う必要がありそうです。
あと二年一化にもっていく大型個体作出におけるメリットですが、私は特に感じておりません。菌糸ビン飼育などが発達しいてる現在は、早く大きくがキーワードだと感じております。では、なぜ二年一化なのかと言えば、材飼育の場合がそうなるからです。材で飼育している兄弟がどの程度成長しているかとか、成虫になったときにそのサイズや形などを比較したいということです。ほとんど病気の世界ですね。(^.^)
それでは、皆さんのクワ馬鹿の参考になればということで、今後とも宜しくお願いいたします。