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センスプ センタースプリング【スプリングコンプレッション】

　いわゆる「センスプ」である。このパーツひとつで、変速フィーリングを劇的に変えるほどの影響力を持つ。
　純正部品にも様々なタイプがあり、車種毎の味付けによって変更しているようである。それぞれに線径・ピッチが違うだけでなく、自由長も異なる。
　このパーツを判断する際に使われる表現に「初期圧」という物がある。これがどんな意味を持つのかは詳しくは調査中だが、変速初期におけるバネレートではないかと推測している。自由長が異なるスプリングを組んだ際には、組んだ場合にどれだけ圧縮されているかが異なるので、これを利用しているのではないだろうか。
　鋼材というのは、ひずみに対して応力が直線的に推移する。つまり、縮めれば縮めた分だけそれに比例して反発力が発生する。これを利用することで、変速し始めと終了時のレートを微妙に調整することができる。
　例えば、自由長が短く線径が太い（＝強いが短い）スプリングと、自由長が長く線径が細い（＝弱いが長い）を用意するとしよう。これらは縮め始めの反発力には差があるものの、いざクラッチに組んだ場合、変速開始時には、ほぼ同じ反発力を持つとする。
　が、いざ変速させてみると、その反発力の比例の度合いが異なるため、変速中に上昇する反発力には差があるのである。
　それぞれのスプリングがどういったデータを持つのか、残念ながら現段階では不明な点が多いが、過去純正に使用されたスプリングは以下の通りだ。
report e.asano
●センタースプリング【スプリングコンプレッション】

９０５０１−３５７３２：採用車種 '83ＪＯＧ等
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９０５０１−４０４Ｅ０：採用車種 ＪＯＧ８０
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９０５０１−４０２Ｇ０：採用車種 '90ＪＯＧ９０、'91ＡＸＩＳ９０等
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９０５０１−３５７Ｆ３：採用車種 '90ＡＸＩＳ、'89ＪＯＧ(6.8ps)、'89ＪＯＧ-Ｚ(6.8ps)、'96ａｐｌｉｏ、'97ＧｰＪＯＧ等
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９０５０１−４０３Ｇ３：採用車種 '90ＡＸＩＳ９０等
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９０５０１−４３５Ｌ３：採用車種 '98ＧＡＸＩＳ等
　ＢＷ's１００比3kgほど硬いらしい


９０５０１−３５７５２：採用車種 '86エクセル、'84チャンプ等
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９０５０１−３５１Ｆ６：採用車種 '88チャンプＣＸ、'88ＢＷ's等
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９０５０１−３８３Ｅ５：採用車種 '95ＺＲ、'95ａｐｌｉｏU、'98ＺU、'99ＪＯＧ(7.2ps)、'99ＪＯＧ(規制後)等
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９０５０１−４０５Ｇ５：採用車種 '98ＢＷ's、'91ＪＯＧｰＺ、'93ａｐｌｉｏ、'94ａｐｌｉｏＥＸ、'94ＧＥＡＲ等
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