カルドセプトではサイコロの目を無視できません。スペルを使わなければ、自分の進むべき先を知るのはカルドラのみ。セプターなら誰しも目前の高額領地に慄いたことがあるでしょう。一般的に
狭いマップ(ダイス目が小さい)ほど踏みやすく、広いマップ(ダイス目が大きい)ほど踏みにくい、と言われています。では、具体的にどのぐらいの頻度で踏んでしまうのでしょうか。ちょっと計算してみましょう。
Good luck for your next journey
最大ダイス目が6のマップにおいて、2マス先の土地に止まる確率はいくつでしょうか。
2マス先に止まるためには、「2」「1、1」の二つの方法がある。
「2」は1/6の確率で発生する
「1、1」は1/36の確率で発生する
両者を併せて7/36(19.4%)が2マス先に止まる確率である
このように、目的の土地に止まるダイス目の組み合わせはいくつかのパターンがあります。これを求める公式が次になります。
最大ダイス目Xのマップにおいて、将来的にNマス先の土地に止まる確率P
P={(X+1)のN-1乗}÷(XのN乗)
ただし、確率Pは
現時点でダイスを振り続けたら止まる確率なので、毎ラウンド求める必要があります。端的に言えば、「Nマス先に1回で止まる確率は1/Xだが、遠ければ遠いほど1/Xを試行する回数が増える傾向にあるので、結果的にPは増加する」という当然のことに過ぎません。
土地を踏む確率
X(最大 ダイス目) | N(何マス先の土地か) |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
6 | 16 | 19 | 22 | 26 | 31 | 36 | | | | |
7 | 14 | 16 | 18 | 21 | 24 | 27 | 32 | | | |
8 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 22 | 25 | 28 | | |
9 | 11 | 12 | 14 | 15 | 17 | 19 | 21 | 23 | 26 | |
10 | 10 | 11 | 12 | 13 | 15 | 16 | 18 | 19 | 21 | 24 |
単位:%
数字等の計算間違いがあった場合には指摘してくださると助かります。