高知から愛媛の松山へ行くルートは経済的にも時間的にもバスを利用するのが一番いいみたいです。もし鉄道を利用する場合はぐるっと宇和島のほうを迂回するか、土讃線を香川県の多度津まで乗って予讃線に乗り換えるかしかありません。
どちらもかなりの遠回りになります。しかも料金は倍近く違うので、JR四国バスが運行している急行バス「なんごく号」に乗るのがベストです。
でも、私はてっきり「高速」バスと思っていたんですけど、これは下道を延々と走るバスだったのには驚きました。
松山まで3時間半。しかも険しい山道を走り続けます。途中2カ所で休憩があるものの、車に弱い人はツライだろうなと思いました。車両も長(中)距離バスにしてはイマイチ。
まぁ、私は長時間車に揺られるのは慣れているから全然平気でしたけどね。
しかし、このバス、そんなに悪いトコばかりではありません。路線バスなのに車内放送でちゃんと観光案内をしてくれます。
四国山地は九州の山や渓谷と違って、ダイナミックというか、すごく険しく荒々しい印象を受けました。
途中、久万(くま)高原という所を通るんですけど、ここにある御三戸嶽(みみとだけ)という大きな奇岩はなかなかの絶景。
四国山地を旅するのも楽しそうです。今回行かなかったけど有名な大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)も機会があれば観てみたいですね。
松山市内に入った所でアプライドを発見(笑)四国にも進出してるとは知らなかったですね〜(分かる人だけうなずいてちょうだい(笑))
そして午後8時30分、松山駅に到着。
時間があれば3000年という歴史を持ち、夏目漱石の「坊ちゃん」などで有名な道後温泉なんかもいいかな?とは思ったのですが、それほど余裕はなかったので断念します。
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