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【坂本龍馬記念館】

 次は「高知県立・坂本龍馬記念館」に向かいます。徒歩で遊歩道を通り約10分。

 小高い丘の上、少し変わった建物がその坂本龍馬記念館です。
 入館料400円を払い入館。
 「写真撮影はOKですか?」と聞くと、展示されている書簡など歴史的資料以外なら大丈夫とのこと。

坂本龍馬記念館
 ▲坂本龍馬記念館

 一番上のフロアには坂本龍馬を関係した人物たち(中岡慎太郎、勝海舟、武市半平太など)おのおのの視点から彼を紹介していました。龍馬の脱藩ルートや彼の生涯を歳毎に地図に表示してゆく展示などもありました。

 またこのフロアの一番奥は展望フロアになっていて、そこから桂浜西海岸越しに太平洋が見えるようになっています。龍馬の生涯を学び、ここで龍馬も見たであろう太平洋を見ながら彼の気持ちに思いを馳せてみようという感じの建物の構造とのこと。

記念館内部1
 ▲記念館から桂浜西海岸、太平洋を望む
記念館内部2
 ▲館内の様子


 また、このとき、なぜか体がふらふらしている気がしたのですが、これはきっと寝不足と疲労から来ているものだと思っていました。後日、資料を読み返してみると、この展示室は吊り橋構造で支えられてわざと揺れるように作られていたらしいです。

 次に企画展示を見る。私の行った時は、龍馬の描いた和歌や下関海戦の図。龍馬の影響を与えた河田小龍作の絵や土佐勤王党を結成した武市瑞山(半平太)の書簡など常設展にはない歴史的資料を展示していました。

 またこのコーナーの入り口にはパソコンが置いてあって龍馬のクイズをやっていました。もちろん私も遊びます。結果的に正解率は7〜8割くらい。まだまだです(笑)

 フロアを一つ降りると、そこには書籍資料があり、閲覧できるようになってました。また、自由に持って帰れるパンフレットや資料のプリントが置いてあって、興味あるものはすべてゲットしました。

 そしてフロアの真ん中にはTVがあり、坂本龍馬の生涯を詳しく解説したTV番組が放送されていました。ナレーターの声はたぶん武田鉄也さん(さすが(笑))。時間の都合上全部は見れませんでしたけど、亀山社中設立から暗殺されるあたりまでを観ました。

 そして一番下のフロアには実に貴重な資料の数々が。
 数多くの龍馬の手紙。有名な「エッヘンの手紙」もありました。また暗殺された時に近江屋にあった血の付いた屏風。龍馬の所有したピストル(模型)刀、龍馬の写真などなど龍馬ファンならずとも非常に興味を引く展示品の数々でした。

 閉館ぎりぎりまで実に2時間以上館内にいました。他人に気を使わずに納得いくまで見れるのは一人旅ならではだと思います。
 そしてもう一度を遊歩道を歩いて桂浜まで戻り、バスに乗ってはりまや橋に戻りました。

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