【2003年8月】

8月31日(日)  女子マラソン

8月30日(土)  男子マラソン

8月28日(木) / ドクターコトー
信濃町に営業に行った。駅は神宮球場で行われるヤクルト対中日戦へでかける人たちで混雑していた。試合開始直前の18時に仕事が終わった。普通だったら「ではちょっと焼き鳥でも食べながら、ゆるくじっくち野球でも見ますか」という我々なのだが、そうも言っていられない状況なので、そのままオフィスへ。「どうせ雨がバケツをひっくりかしたように降るね、」とか呪いの言葉で後ろ髪を断ち切りながら総武線へ。今年は全然野球に行っていない。寄る年波には勝てない。

どころでコトーもいよいよ佳境。
誰一人、役作りらしい役作りをしない中で、筧だけは和田というキャラを作っていたのが印象的。
自分がやめればコトーが救われるならすぐにでもやめる、とか。
しかし、船木の気持ちはわかるなあ。誰だって自分の家族を先に手術して欲しいよな。
コトーは自分を追い詰めようとしている記者の脳が損傷を受けていることを察知して、両方とも助けようとするのだが、素人にはそういうことはわからない。ここでのいさかいがさらに島民感情を複雑にすることような撮り方だった。
あんな診療所で脳手術ができることは理解できないが、とにかく記者も子供も助かるのだろう。助からなかったらドラマはそこで終わるはずだが、まだ2回ある。
予告によるとコトーは島を出て行くらしいが、コトーの医者としての良心の回復と島民との関係の回復、これを2回でやるのか、ちょっと無理があるが、できるだけ丁寧にやってほしいと願う、ここまできて安直なことしないで欲しい。
しかし、単純だがこういうシチュエーションに私はとても弱い。
わかりやすい倫理と道徳、こういうのをいかに考えたらいいのかすぐにわからなくなってしまう。
コトーは誠実に二人を助けようとしている。でもそれは素人にはわかりにくい、ましてや家族には。

8月24日(日)  24時間テレビ

8月22日(金)  ほたるの墓
また「火垂の墓」を見てしまった。
だってテレビでやるんだもん。
で、また泣いている。

我慢して、あのおばさんのところでやっかになっていればせっちゃんは死ぬことはなかったのかもしれない。
だけど、戦争がなければ、ちょっと変わったあの兄弟たちは普通に暮れらして、穴倉でせっちゃんはが栄養失調で死ぬことはなかった。すいかのかけらを口にして死ぬことはなかった。
戦争が悲惨なのは、すごく狭い幅しか「生きる道」がないこと、自由がないこと。
終戦後、疎開から帰宅した家から「埴生の宿」のレコードがながれてくる。彼らはこれから自由を謳歌することだろう。
もうちょっとだったのに・・・。

野坂昭如が言いたかったこと、怒りや悲しみ、本当に理解できる日がこないで、と思う。

8月12日(火)  ガルシア

8月9日(土)  西部警察

8月8日(金)  大地の子

8月1日(金)  寅さん
昼休み図書館に行って、10冊借りてきた。
7冊は仕事の本である。どうせ読まない、全部は。パクれそうなものがないか探すだけ。だから借りるんだけど、なんだかむなしい作業だな。
あと3冊は趣味。
寅さんの本がなぜか沢山ある図書館で、その中の1冊を借りた。吉村英夫「「男はついらいよ」の世界」という本。国民栄誉賞をとった、なんて下りがあって、自分の記憶に自信がなくなる。私の記憶が確かならば、あげようって声があったがやっぱりやめた、って感じだったのだが。それは裕チャンの時だっけ?コメディアンが貰ったのはやっぱり凄い。山田洋次はもらえないだろうけど。三船敏郎ももらえなかったのに。ビート君もベネチアの次は国民栄誉賞をめざすか!?