東京新聞杯(G3)
2月8日 東京11R 発走15:40
サラ系5歳以上 (混)[指] オープン 別定 1600m芝・左
枠 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 [1] 1 (市) マイネルマックス 牡 5 57.0 佐藤哲三 ○ [1] 2 (外) クロカミ 牝 6 56.0 横山典弘 △ [2] 3 (父) シグナスヒーロー 牡 7 55.0 加藤和宏 [2] 4 (市) テイエムトップダン 牡 5 55.0 和田竜二 [3] 5 (父) マンノチャレンジ 牡 8 55.0 小林徹弥 [3] 6 B (外) プレストシンボリ せ 7 57.0 岡部幸雄 ◎ [4] 7 ビッグサンデー 牡 5 55.0 蛯名正義 ▲ [4] 8 メイショウユウシ 牡 8 57.0 橋本広喜 [5] 9 (父) ヒロデクロス 牡 7 55.0 吉田豊 △ [5] 10 (外) ユノペンタゴン 牡 6 55.0 横山賀一 [6] 11 インターフラッグ 牡 6 55.0 南井克巳 [6] 12 (父) ベルウイナー 牡 7 56.0 田中勝春 [7] 13 (外) マチカネジンダイコ 牡 8 55.0 後藤浩輝 [7] 14 (父) サクラスピードオー 牡 6 57.0 郷原洋司 [8] 15 (外) シンコウフォレスト 牡 6 56.0 柴田善臣 [8] 16 (父) パーソナリティワン 牡 5 54.0 徳吉孝士枠連:1−3,2−3,3−4,3−5
馬連:1−6,2−6,6−7,6−9
気になる馬が2頭、これを中心にゆくことにする。その1頭目はマイネルマックス。私の幻の皐月賞馬、怪我さえなければなんてこと言いたくないが、運を3才時に使い果たしたような昨年の走りだった。ハイセイコーの血がかならず皐月賞をとらせると思ったんだけど。ブラインズタイムの血が災いしたか?サニーに運をもっていかれた格好だが、そのサニーも引退の危機で不運の陰がつきまとう。マックスの使い方については厩舎サイドも迷っているように見えたが、マイルCSでの走りを見るとマイルから2千くらいがよいという判断でここの出走を決めたのではないだろうか。調教法も坂路にかえ関係者サイドは光明をみいだしているのだろう。復活を信じてここも応援しよう。あの差し脚をみせてほしい。でももっと勝って欲しい馬がいるからここは○まで。
本命はプレストシンボリ。前走が1年5月ぶりの勝利といことで、もともと潜在能力の期待の高さもあって人気になるのは仕方がないところだ。この1年5ヵ月の間には、気性難から去勢を経てもなかなか効果がです、それどころかあの爆発的な追い込みの脚がなくなってしまったようにも見えた。しかしそれと引き代えに掲示板をはずさない安定味がでてきた。追い込み一辺倒から中団で我慢できるようになったからで、これが前走の勝利につながったのだろう。関係者の努力が実ったわけだ。それにしてもワージブからトライマイベストにつながる血を絶ってまでもこの馬をにかけたわけだから、これくらい走っても当然か。そのワージブもトライマイベストも輸入されたから、その影響をあるのだろう。メンバー的にも今回は楽だし、信頼しよう。あの4歳時からみればさみしいなれのはてだが、去勢されたものの意地をみせて欲しい。それにしても去勢とは本当に効果があるのか?大人になって落ち着いたということはないのか。
プレストにとって怖いのはクリスマスSでかわしているが、その後調子をあげてきたビッグサンデー、この距離では実績のあるクロカミ。特にクロカミはカーリアンの弔合戦で父が走らせるかもしれない。ビッグサンデーは同じ逃げ脚質のサクラスピードオーとのどのように絡むか。ヒロデクロスの追い込みがどこまで通用するかも興味深い。
クロカミの血統について蛇足ながら付け加えると、クロカミの牝系は英ダービーのジェネラスと同じで、ネアルコとヘイルトゥリーズンのインブリードがはいって、スピードよりは重量感のあるパワーという感じだが、この馬の産駒を早くみて見たい。
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