旅にトラブルはつきものです。 予定どおりにはいかないことが旅のおもしろみでもあるし。
また、郷に入れば郷に従えとはいうものの、当たり前だと思っていたことが 違うということもありますので、 私が遭遇したことをつらつらと書いておきます。 あくまでもご参考程度に。

尚、犯罪については、外務省海外安全情報 を読んで行きましょう。

飛行機(Delay)

フライトが遅れるというのは、何度か旅行していると、遭遇してしまうものです。 旅程は余裕をもってたてておいた方がいいですよ。

フライトが遅れて、乗り継ぎ便に間に合わなくなったときは、 その遅れた航空会社が振り替え便を手配してくれます。 日本の航空会社ならば、きちんとそこらへんはやってくれるのですが、 外国の航空会社の場合は、自分から言いにいかないといけません。
#だいたい、次のフライトなんてコンピュータにインプットしているはずなのに、 なんでこんなに手際が悪いのかと思う。(--")
もし、日本への帰国便ならば、同じ日本人同士(見渡せばたいてい見当がつくので) でまとまって要求した方がいいですよ。どうせ同じ便なのだから。

その日のうちに振替が出来ない場合は、ホテルも取ってくれます。 でも、その他の費用は、クレームしてみても(たとえば、電話代とか) あんまり要求が通らないみたい。やってみてもいいけど。 とにかく、何でもクレームつけなきゃやってくれないというのが、 外国流儀です。

飛行機(ロスト・バゲージ)

これがまたよくあることで。経由便などでは特にありがちです。 だから荷物は預けたくないのだけれど、手荷物持込には制限があるし。 その割には、"たとえなくしても航空会社は責任をもちません"と明記してあるし。 この矛盾、どうにかならないのでしょうか。

行きになくなってしまった場合、バゲージクレームに申し出ます。 お泊りセットのようなものをもらえます。また、見つかったときの 送付先のアドレスを記入します。(ホテルが決まってなかったらまだ面倒ですね。)
とういわけで、当座必要なものは手荷物にしましょう。

帰りになくなった場合、同じくバゲージクレームに申し出ます。 見つかれば、自宅に送られてきます。
というわけで、 荷物には絶対貴重品を入れないこと、なくしたら大ショックを受けるものは 入れてはいけません。仕事の書類なんて入れるのももってのほかです。

もし、送られてきた荷物が紛失、破損していた場合。 海外旅行保険に請求するしかありません。保険に入っていなければ そこであきらめます。 保険会社でもそんなにすんなりいかないようです。やりとりがさんざんあります。

ロスト・バゲージは、90%は見つかって返ってくるそうです。
私の荷物は本人に遅れて、5日後に、帰ってきました。 いったいどんな旅をしてきたのかは、お土産用の紅茶の缶が つぶれていたことから、想像されます。。

飛行機(持込)

コンセントのいらないドライヤーというものがありますが、 (外国では、プラグの形がいろいろなのでその面倒がないのです。) このガス式ドライヤーのボンベは、持ち込めません。 飛行機は、爆発物お断りだからです。ドライヤーに装着しているものは、 安全装置がついているのでいいそうです。 探知機にひっかかって没収されますのでご注意。

飛行機(リコンファーム)

個人旅行の場合リコンファームをしなくてはいけません。 日本の航空会社ならわりとすんなりいくのですが、 リコンファーム先の電話は結構変更になるし、 留守電もしくは移転案内などを 現地語でされるともうお手上げです。
そこで教訓。リコンファームはなるべく空港のカウンターでやろう。 これならチケットみせてリコンファームプリーズでOK。
しかし、最近は、ほとんどリコンファームが必要なくなりました。

電車

よく遅れます。 特に、国際電車ともなると、ものすごく長距離を走るので、遅れると2、3時間は 平気で待つことになります。旅程は余裕をもってたてた方がよいでしょう。
私はこれで帰りの飛行機に間に合わなくなりそうになって、走ったことが何度も。。。 ついでにいうなら、走ることを想定して、荷物はコンパクトにしよう、というのが 教訓。(^^;

電車(自動券売機)

おつりがでないことが多い。小銭を持たないときは窓口で買ったほうがいい。 でも窓口は往々にして混んでますけど。ドイツでおつりがでる券売機を みたときはとても感動してしまった。 おつりがでるときは、changeと表示されているものとかもあります。
また、国鉄では、カードが使えることが多いので、長距離の場合は、 その方が便利です。

電車(改札)

国鉄の場合、改札というものが見当たりません。 でも、ちょっと見渡してみて。刻印する装置がさりげなく置いてあります。 列車に乗る前に、これで、切符に刻印しないと、罰金ものです。
#だったら、もっと目立つように設置してほしい。

電車(タイムスケジュール)

列車がどのホームに到着するかあらかじめ決まっていないことがある。(例えばパリなど)。 infomationできいたところ列車の到着の前に電光掲示板に表示されるとか。 しかし、ただでさえ列車が長く、入り口もひとつしかないので、到着したときの みんなの大移動ときたら。。。(しかも大荷物)。 これでよくけが人がでないなーと思います。(ぜったいいると思う)。

祭日

国によって多少違いますが、祭日はほとんどの交通機関、お店、観光地が休みます。 特に、クリスマス。キリスト教圏を旅するときは注意しましょう。 その日は移動や観光はあきらめた方がいいと思います。
しかし、電車が休むなんてことは、日本では信じられない。。。

お金編(トラベラーズチェック)

オーストラリアやロンドンではトラベラーズチェック(TC)は本当に現金のようにつかえました。 ところがパリでは、全く使えず、しかも換金も手数料がかかりました。 夜のパリで現金を持たず、スーツケースをひきずりながら、TCを地下鉄で断られ、店でも 断られ、タクシーでも断られ、一体どうしようか、と途方にくれました。
教訓。空港では少なくとも電車賃くらいの現金は替えよう。

お金編(数え方)

これもわりと有名ですが、おつりを出すときに引き算をしません。 たとえば80円のものを買ったとして100円だすと、商品80円にプラス 10円玉2枚を90円、100円と数えて渡されます。
ところで、たとえば820円のものを買ったとき、1020円払って200円の おつりを期待するというのは日本ではよくやりますが、これはどうなのでしょう? 私の経験ではレジがあるところではわりと通用しますが、20円をかえされてしまう、 ということもあります。

ことば編

英語もあまり得意ではありませんが、それでも他の言葉よりはましです。 ヨーロッパでは意外と英語は通じないものでした。 (よく考えると日本だって英語ではなしかけられて どれほどの人が答えられるか)
よく迷子になる私の教訓。”駅はどこですか”は現地語でいえるようにする。
ついでに私が覚えていく現地語は他に”ありがとう”、”こんにちわ”、”さようなら” ”お願いします”、”はい・いいえ”、それと数字でしょうか。


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