Fangs Out - a mighty warrior - 1.00 beta 1 マニュアル
Fangs Out - a mighty warrior -とは
Fangs Out - a mighty warrior -(以下Fomw)は、2機の戦闘機による 宇宙空間での一騎打ちを行う、スペースバトルシューティングです。動作環境
Java3Dの動作する環境Windows環境では以下のスペックを推奨します。
- Windows 95/98/NT
- Solaris 2.5以降
Java3Dを動作させるためには以下が必要です。詳しくは Java3Dインストール手引きを参照して、 必要なものをインストールして下さい。
- CPU PentiumII 266
- メモリ 64M
- OpenGL対応3Dアクセラレートボード
- JRE 1.2 beta 4
- Java3D 1.1 beta 1
- OpenGL 1.1
インストール方法
以下のディレクトリを作成してください。C:\Program Files\abagames
作成したディレクトリに、 fomw_100_beta1.exeを配置し、 実行してください。必要なファイルが解凍されます。 解凍されたfomw.batを実行すると、Fomwが起動します。
- 上に指定した以外のディレクトリに解凍しても構いませんが、 その場合、fomw.bat内の環境変数CLASS_PATHを、解凍したディレクトリに 変更してください
- JREをデフォルト以外のディレクトリにインストールした場合、fomw.bat内の 環境変数PATHを、JREをインストールしたディレクトリのbinディレクトリに 変更してください
- JDKをインストールした場合は、fomw.bat内の環境変数PATHを、JDKを インストールしたディレクトリのjreのbinディレクトリ (デフォルトだと、\jdk1.2beta4\jre\bin)に変更してください
- Cドライブ以外に解凍しても構いませんが、その場合、fomw.bat内の ドライブ名を変更してください
起動方法
解凍したディレクトリ(C:\Program Files\abagames)にある、 fomw.batを実行してください。 また、以下のオプションを加えることができます。ゲームのスピードが遅い場合、ウィンドウサイズを小さくすることで、 若干スピードが上がります。
- -g (ウィンドウの幅) (ウィンドウの高さ)
ゲームのウィンドウのサイズを設定します。デフォルトは640 x 480です。
ex) fomw -g 400 300
fomw.bat内で、
java com.abagames.fomw.Fomw -g 400 300
というふうに直接指定しても構いません。遊び方
タイトル画面でz or x or cキーを押してください。ゲームが始まります。
Fomwは1対1の戦闘機による対戦形式です。先にシールドを全て失った方が 敗けです。制限時間内に決着がつかなかった場合は、シールドがより多く残って いた方の勝ちとなります。
勝った場合、より強力な敵機と対戦を行います。負けた場合は、 ゲームオーバーです。
ラウンド終了後はそのラウンドのリプレイが表示されます。 リプレイは、z or x or cキーで中断できます。
ゲームを終了する場合は、F10キーを押してください。操作方法
レバー(操縦管) ← or 4(NumKey) 左ロール → or 6(NumKey) 右ロール ↓ or 2(NumKey) ピッチ(機首)上げ ↑ or 8(NumKey) ピッチ(機首)下げ マヌーバ(特殊機動) 1(FullKey) or q or a ドッジ(回避)マヌーバ 2(FullKey) or w or s ジャイレイト(旋回)マヌーバ ウェポン z レフトウェポン x センターウェポン c ライトウェポン ゲーム制御 F10 ゲーム終了 操作説明
- レバー(操縦管)
左右のロールをした後、ピッチの上げ下げを行うことで機体が旋回します。 ロールを行っただけでは、機体が旋回しないことに注意してください。
敵機インジケータを画面真上に持ってきて、ピッチ上げを行えば、 敵機を追うことができます。- マヌーバ
- ドッジ(回避)マヌーバ
ドッジマヌーバキーを押している間、機体は敵ミサイルなどを避けるための ドッジマヌーバを行います。
ドッジマヌーバを行うと、機体のスピードが増します。
ドッジマヌーバキーを押しながらレバー操作を行うと、 レバーの上下左右で、その方向に機体がスライドします。 ロールやピッチはほとんど変化しません。 このため、敵機と正面から向かい合ってミサイルの応酬を行う際、 ドッジマヌーバを行うことで、敵ミサイルをかいくぐりながら 敵の正面を捕らえつづけることができます。- ジャイレイト(旋回)マヌーバ
ジャイレイトマヌーバキーを押している間、機体は高速旋回を行うための ジャイレイトマヌーバを行います。
ジャイレイトマヌーバを行っている間は、レバーを操作することで、 通常時よりもより高速にロール、ピッチの操作ができます。 ただし、この間、機体は完全に推進力を失います。そのため、 ジャイレイトマヌーバを行っている限り、マヌーバを開始した時に 機体が進んでいた方向に、機体は進み続けます。
ジャイレイトマヌーバを中止することで、機体は再び推進力を取り戻し、 機体の向いている方向に進み始めます。ドッジマヌーバを用いることで、 より速く機体方向へ進むこともできます。
ジャイレイトマヌーバを用いることで、機体を横滑りさせながら敵の方向を 向きつづけることなども可能です。- ウェポン
- レフトウェポン
機体に装備されているレフトウェポンを発射します。 レフトウェポンエネルギーを消費します。
レフトウェポンはホーミングミサイルです。敵機を追尾します。 敵機をロックしてから発射した場合、ホーミングミサイルは敵機の 後方で一回進路を敵機方向に大きく変更します。 ロックせずに発射した場合は、この進路変更が行われません。 ノーロックで敵機に命中することはほぼないでしょう。- センターウェポン
機体に装備されているセンターウェポンを発射します。 センターウェポンエネルギーを消費します。
センターウェポンはライトニングウェーブです。敵機を追尾します。 敵機をロックしてから発射した場合、ライントニングウェーブは 敵の進行方向を先読みして追尾します。発射後、進行方向を変更しない 敵機にはかなりの確率で命中します。ロックせずに発射した場合は、 敵機を直接追尾します。進路をよく変更する敵機などには、 ノーロックで発射することもよい選択でしょう。- ライトウェポン
機体に装備されているライトウェポンを発射します。 ライトウェポンエネルギーを消費します。 ライトウェポンは、脅威インジケータに反応しないため、 発射されたことを確認するには、目視する以外にありません。
ライトウェポンは短射程レーザーです。敵機に関係なく直線方向に進みます。 近距離戦になった場合、敵の進行方向を先読みすることで命中させることが できます。画面説明
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- シールド
画面上部に表示されているのが、自機および敵機のシールド量です。 赤が自機のシールド量、青が敵機のシールド量です。
シールドをすべて失ったほうが負けです。- 敵機インジケータ
画面中心に表示される緑色のひし形が、敵機インジケータです。 敵機の位置を示します。敵機が視野内にいない場合は、そのおおよその 方向を示します。
敵機が視野内にいない場合、このインジケータを画面真上に持ってきて、 ピッチ上げを行うことで敵機の方向を向くことができます。- ロックマーク
敵機インジケータに重なって表示される緑色の十字が、ロックマークです。 十字が完全に重なった時、敵機はロックされています。 十字が重なろうとしている時には、まだノーロック状態であることに 気をつけてください。
レフトウェポンおよびセンターウェポンは、敵機をロックしている場合と していない場合で、性能が変化します。多くの場合は、敵機をロックしてから 発射した方が命中率が上がりますが、例外もあります。- ウェポンエネルギー
画面中央やや下に3つ表示されている緑色の正方形が、ウェポンエネルギーです。 左から、レフトウェポンエネルギー、センターウェポンエネルギー、 ライトウェポンエネルギーです。
すべてのウェポンは、発射する際に一定のウェポンエネルギーを消費します。 必要な量のウェポンエネルギーがない場合、ウェポンは発射されません。 ウェポンエネルギーは少しずつ回復します。- 脅威インジケータ
左下に表示される黄色の三角形が、脅威インジケータです。 敵のライトウェポン、センターウェポンが機体を追尾していると判断された 場合に表示されます。
このインジケータが表示されている場合、なんらかの回避機動をとる必要が あります。ウェポン到達予想位置インジケータを参考に、ドッジマヌーバで 回避するのが一般的です。場合によっては、インジケータを無視して、 強引に敵機方向に向き直ることが必要な場合もあります。- ウェポン到達予想位置インジケータ
画面中に緑色の立方体のワイヤーフレームで表示されるのが、 ウェポン到達予想位置インジケータです。敵機の発射したウェポンが 向かっているおおよその方向を表示します。
機体がこのインジケータに囲まれている状態は、 機体が敵機のウェポンの進行方向に位置していることを意味し、非常に危険です。 ドッジマヌーバを用いて回避しましょう。- タイマ
右上に表示されているのが、タイマです。このラウンドが終了するまでの 時間を表示します。
タイムが0になると、ラウンドは終了します。その時点でより多くのシールドが 残っていたほうが勝者となります。- レーダー
右下に表示されているのがレーダーです。自機からみた敵機の相対位置が 表示されます。
敵機の位置は、小さな青い立方体で表示されます。立方体が大きい場合、 敵機はレーダーの手前側、つまり自機の後方に位置しています。 逆に立方体が小さい場合、敵機はレーダーの奥側、 つまり自機の前方に位置しています。
中央に表示される青い大きな立方体は、レーダーのレンジを表示します。 レーダーは、自機と敵機の距離にしたがって、表示する範囲が変化しますが、 この立方体は、常に宇宙空間上の同じ距離をあらわしています。 つまり、この立方体が小さい場合は、自機と敵機の距離が離れていることを意味し、 逆にこの立方体が大きい場合は、自機と敵機が接近していることを意味します。
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