イスラム原理主義過激派 テロ

無差別殺戮と言う凶悪な犯罪行為であるテロは、いかなる理由が有
ろうと絶対に許すことはできません。

現代の地球環境がテロを助長する培養土化してきています。テロに
反対する世界各国が、大なり小なり大同団結して、根気よくテロ組
織撲滅のために努力して行かねばならぬと思っています。

イスラム=テロ組織ではありません。
テロ組織は昔から、貧富の差、宗教の差から自然発生しておりまし
た。
地球自身テロビールスの抗原を持ったキャリヤーのようなもので
しょうね。でも、本人が自覚して摂生すれば、発病することがあり
ません。支配者が奢らず賢くこなせば、テロ組織は活性化しないで
しょう。

そういう意味でテロ組織との平和共存はあり得るかもしれません。
しかし一旦発病してしまえば、対症療法で病巣を叩く必要はあるの
でしょうね。地球が死んではダメなので、根本療法も考えておいて
欲しいですね。

最近国際社会の中で、国連費の滞納、京都議定の無視、戦略核兵器
削減協定無視等、アメリカの手前勝手な横暴が目立っていました。
自由と責任は一体のはずです。
世の中に余り知られていませんが、私の在任最後の仕事、造船国際
条約に於いても、アメリカ国内法Anti-Dumping法をもじった国際法
を、アメリカが各国を脅して強引に提唱しておいて、いざ協定書が
でき各国批准の段階になって、情勢が変わったとして、批准しない
まま現在に至っています。私自身始めは必要性を疑い反対していま
したが、所詮日本はアメリカの言いなりで、案文作成のために何回
も会議を行い、パリOECD会合にも出席し、苦労しました。

ユダヤは二次大戦後避難船の行き先が無く、世界の同情の後ろ盾
で、パレスチナ上陸を果たしました。その後アメリカで成功したユ
ダヤ人が政治にまで入り込み、アメリカの後ろ盾で、手前勝手な理
論でイスラム社会との協調を無視してきました。

この様なアメリカの奢りが、今回の大事件を招いたとも考えられま
す。
事件の対応として、アメリカ一国が興奮して突っ走っても、培養が
進んでしまった世界のテロ組織を撲滅させることはできないでしょ
う。
「奢る平家は久しからず。」