作詞　萩原　四朗
作曲　上原　賢六
唄　　石原裕次郎

１．アカシヤの	花の下で

　　あの娘（こ）がそっと	瞼を拭いた

　　赤いハンカチよ

　　恨みに濡れた	目頭に

　　それでも泪は	こぼれて落ちた

２．北国の	春も逝く日

　　俺たちだけが	しょんぼり見てた

　　遠い浮雲よ

　　死ぬ気になれば	二人とも

　　霞の彼方に	行かれたものを

３．アカシヤの	花も散って

　　あの娘（こ）はどこか	面影匂う

　　赤いハンカチよ

　　背広の胸に	この俺の

　　こころに遺るよ	切ない影が

１９６２年（昭和３７年）