ヴィオレッタに捧げし歌


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 原曲はイタリアの作曲家 ジュゼッペ・ベルディが1853年に発表した歌劇「椿姫」の中のアリアでViolettaはヒロインの名前。  歌劇「椿姫」は現代を"La Traviata”(「迷わせる女」あるいは「堕落させる女」の意)といい、パリ社交界に君臨する高級娼婦の ヴィオレッタと純真な青年アルフレッドの悲恋を描いている。その第1幕への前奏曲、二人の別れのシーン(第2幕第1場)などで 奏でられる優美で哀愁を帯びたメロディを使って、オトマール・クローゼとルディ・ルケッシュが1936年にコンチネンタル・タンゴにした。
 我が国では1950年代の半ば頃から知られるようになったようだ。




ヴィオレッタに捧げし歌
(Hor' Mein Lied, Violetta!)
作詞 Othmar Klose 作曲 Othmar Klose    Rudi Lukesch