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 コンチネンタルタンゴの名曲の1つ。作曲者のフレッド・レイモンド(本名はRaimund Friedrich Vesely)は1900年4月20日、ウィーン生まれ。この曲が日本に紹介されたのは、昭和9年(1934)のこと。


小さな喫茶店(In einer kleinen Konditorei)

作詞 E・ノイバッハ
訳詞 青木    爽
作曲 F・ レイモンド
それは去年のことだった
星のきれいな宵だった
二人で歩いた思い出の小径だよ
なつかしい あの
過ぎた日のことが浮かぶよ
この道を歩くとき
なにかしら悩ましくなる
春先の宵だったが

    小さな喫茶店に
  入ったときも二人は
  お茶とお菓子を前にして
  ひとこともしゃべらぬ
  そばでラジオが甘い歌を
  やさしく歌ってたが
  二人はただ黙って
  向き合っていたっけね



 (演   奏)





    小さな喫茶店に
  入ったときも二人は
  お茶とお菓子を前にして
  ひとこともしゃべらぬ
  そばでラジオが甘い歌を
  やさしく歌ってたが
  二人はただ黙って
  向き合っていたっけね
1934年(昭和 9年)