おもちゃのチャチャチャ
作詞 野坂昭如 補作詞 吉岡 治 作曲 越部信義 |
おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ 1.空にキラキラ お星さま みんなスヤスヤ 眠るころ おもちゃは箱を とびだして 踊るおもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ 2.鉛の兵隊 トテチテタ ラッパならして こんばんは フランスにんぎょう すてきでしょう 花のドレスで チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ |
3.とんぼみたいな ヘリコプター ぐんとはやいな ジェットきは サイレンなれば はっしゃです うちゅうロケット チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ 4.きょうはおもちゃの おまつりだ みんなたのしく うたいましょう こひつじメエメエ こねこはニャー こぶたブースカ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ 5.そらに さよなら おほしさま まどに おひさま てらすころ おもちゃは かえる おもちゃばこ そして ねむるよ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ チャチャチャ おもちゃの チャチャチャ |
1962年(昭和37年)
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元々はフジテレビで放送されていた大人向けの音楽バラエティー『ヤマハ・タイム』で、おもちゃをテーマにした回でコントの合間に使用される挿入歌として三木鶏郎の企画で作られた曲であった。1950年代は世界的にも中南米の曲が流行、マンボやチャチャチャの人気が高まり、野坂はこの「チャチャチャ」と「おもちゃ」の「チャ」の音をかけ、歌詞のイメージを膨らませて作詞をした。曲は、同番組の制作局(冗談工房音楽部)メンバーで、ラテンリズムを好む越部が担当。
その後、この曲が吉岡の手により、少々歌詞をかえて再び登場することになった。野坂の原詞は大人向けで「夜のとばりがおりました」などが入っており、子供向けとして「空にキラキラ お星さま」と変更。そこに当時の男の子の夢?ともいうべき「鉛の兵隊」や女の子の好む「フランス人形」が加わった。 |