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矢切の渡し
作詞   石本美由紀
作曲     船山  徹
唄  ちあきなおみ
1.「つれて逃げてよ・・・・」
  「ついておいでよ・・・・」
  夕暮れの雨が降る 矢切の渡し
  親の心に 背いてまでも
  恋に生きたい 二人です

2.「見捨てないでね・・・・」
  「捨てはしないよ・・・・」
  北風が泣いて吹く 矢切の渡し
  噂かなしい 柴又すてて
  舟にまかせる さだめです
3.「どこへ行くのよ・・・・」
  「知らぬ土地だよ・・・・」
  揺れながら櫓がむせぶ 矢切の渡し
  息を殺して 身を寄せながら
  明日へ漕ぎ出す 別れです






1976年(昭和51年)


 1976年(昭和51年)にちあきなおみが「酒場川」のB面曲として発表したものだが、1983年(昭和58年)に細川たかしがカバーして日本コロンビアから発売。1983年は、細川のみならず様々な歌手が本楽曲をレコード化したため競作となったが、もっともセールスを伸ばしたのが細川盤であった。同年大晦日には細川たかしが本楽曲で『第25回日本レコード大賞』を受賞した。