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もしもピアノが弾けたなら

作詞 阿久 悠
作曲 坂田晃一
唄  西田敏行
1.もしもピアノが 弾けたなら
  思いのすべてを 歌にして
  きみに伝える ことだろう

  雨が降る日は 雨のように
  風吹く夜には 風のように
  晴れた朝には 晴れやかに

	だけどぼくには ピアノがない
	きみに聴かせる 腕もない
	心はいつでも 半開き
	伝える言葉が 残される
	ああ 残される
2.もしもピアノが 弾けたなら
  小さな灯りを 一つつけ
  きみに聴かせる ことだろう

  人を愛した 喜びや
  心が通わぬ 悲しみや
  抑えきれない 情熱や

	だけどぼくには ピアノがない
	きみと夢見る こともない
	心はいつでも 空回り
	聴かせる夢さえ 遠ざかる
	ああ 遠ざかる
1981年(昭和56年)
日本テレビ系ドラマ『池中玄太80キロ』の主題歌として使われた。池中玄太80キロ(いけなかげんたはちじっきろ)は、1980年(昭和55年)に第1シリーズ、翌1981年(昭和56年)に第2シリーズが放送された日本テレビの人気ホームドラマ。タイトルの由来は、主演の西田敏行の体重。西田敏行はこの「もしもピアノが弾けたなら」の大ヒットで歌手としても非凡な才能をみせた。