![]() 「緑の丘の赤い屋根 トンガリ帽子の時計台 鐘が鳴りますキンコンカン・・・・」 一世を風靡した、そして今もなお多くの人々によって歌い継がれている古関裕而作曲の主題歌「とんがり帽子」の懐かしい一節である。 この放送劇の舞台となった建物が「鐘の鳴る丘集会所」である。放送終了後、少年の更正施設とした使われていたこの建物を、老朽化により取り壊しの際、長野県南安曇郡穂高町が法務省から譲り受け昭和55年国と県の援助を受けて、この地に移設復元した。現在は青少年育成施設として活用されているとのことである。(http://youyou.avis.ne.jp/go/drive/w-sala/w-sala-z1/kane.htm) なお、『鐘の鳴る丘』の舞台となった孤児院は、戦中、岩谷堂に家族を疎開させていた菊田一夫が、疎開先の旅館から見た江刺市南町の岩谷堂町役場(現明治記念館)の建物をモチーフにしたと言われている。現在、明治記念館からは、午前7時と午後5時に「とんがり帽子」のメロディーが流れている。(http://www.esashi.com/kikuta.html) 「蛇足」も参考にして下さい。 |
作詞 菊田一夫 作曲 古関裕而 唄 川田正子 |
1.緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 鐘が鳴りますキンコンカン メーメー仔山羊も鳴いてます 風がそよそよ丘の家 黄色いお窓はおいらの家よ 2.緑の丘の麦畑 おいらが一人でいる時に 鐘が鳴りますキンコンカン 鳴る鳴る鐘は父母の 元気でいろよという声よ 口笛吹いておいらは元気 3.とんがり帽子の時計台 夜になったら星が出る 鐘が鳴りますキンコンカン おいらはかえる屋根の下 父さん母さんいないけど 丘のあの窓おいらの家よ 4.おやすみなさい空の星 おやすみなさい仲間たち 鐘が鳴りますキンコンカン 昨日にまさる今日よりも 明日はもっと幸せに みんな仲よくおやすみなさい |
1947年(昭和22年)
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