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シベリア・エレジー
作詞 野村俊夫
作曲 古賀政男
唄  伊藤久男
1.赤い夕陽が 野末に燃える
  ここはシベリア 北の国
  雁が飛ぶ飛ぶ 日本の空へ
  俺もなりたや ああ あの鳥に 

2.月も寒そな 白樺かげで
  誰が歌うか故国(くに)の歌
  男泣きする 抑留暮らし
  いつのいつまで ああ続くやら 
(3.春の花さえ 凋(しぼ)まぬうちに
   風が変われば 冬がくる
   ペチカ恋しい 吹雪の夜は
   寝ても結べぬ ああ母の夢) 


3.鳴いてくれるな シベリヤ鴉(からす)
  雲を見てさえ 泣けるのに
  せめて一言 故郷の妻へ
  音便(たより)たのむぞ ああ渡り鳥 
1948年(昭和23年)

 歌詞は3番まで記載されているものがほとんどであるが、一つだけ4番まで掲載されているサイトが見つかったので、 ここでは参考までに ( )内に表示して掲載した。
(URLは次の通り。http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/6296/song/kasi.htm#9)