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嘆きの夜曲(セレナーデ)
作詞 西岡水朗
作曲 古賀政男
唄  関 種子
1.呼んでみたとて
  かえらぬ人よ
  なぜにはかない
  夢じゃやら

2.想いつかれて
  心に秘めて
  暮れりゃ寂しい
  雪ばかり
3.泣いて見たとて
  かえらぬ恋よ
  なぜに尽きせぬ
  泪やら

4.灯影(ほかげ)つめたく
  愁いはながく
  絃(いと)のすさびも
  嘆(な)くばかり
1932年(昭和 7年)


西岡水朗(にしおか・すいろう)、作詞家

長崎県出身−明治42年(1909年)生、昭和30年(1955年)4月23日没。
水朗は長崎の海星中学卒業2年後の昭和5年に発表した「雲仙音頭」で詩人としての素質が認められ、作曲家の杉山長谷夫と声楽家の四家文子に招かれて上京、多くの作品を生んだ。「長崎小唄」「長崎節」「阿蘭陀船」「長崎ぴんとこ節」など長崎をうたった歌も多い。