作詞 小椋 佳 作曲 堀内 孝雄 唄 五木ひろし |
人は皆 山河に生まれ 抱かれ 挑み 人は皆 山河を信じ 和(なご)み 愛す そこに 生命(いのち)をつなぎ、生命を刻む そして 終(つ)いには 山河に還(かえ)る 顧(かえり)みて、恥じることない足跡を 山に残したろうか 永遠の 水面(みなも)の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳(め)に 俺の山河は美しいかと 美しいかと 歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く そこに 積まれる時と、流れる時と 人は誰れもが 山河を宿す ふと想う、悔いひとつなく 悦びの山を 築けたろうか くしゃくしゃに嬉し泣きする かげりない河を 抱(いだ)けたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳(め)に 俺の山河は美しいかと 顧(かえり)みて、恥じることない足跡を 山に残したろうか 永遠の 水面(みなも)の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳(め)に 俺の山河は美しいかと 美しいかと |
2000年(平成12年) |