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赤い夕陽は砂漠の涯に
作詞  夢 虹二
作曲  佐藤長助
唄   岡 晴夫
1 赤い夕陽は砂漠の果てに  旅を行く身は駱駝の背(せな)に
  男一匹未練心はさらさらないが  なぜか淋しい日暮れの風よ

2 昨日ラマ塔の花咲く影で  チラと見た娘の似ている瞳
  男一匹何も言うまい昔の夢だ  空にゃほのかに七つの星よ

3 月の出潮は心が濡れる  吹くなモンゴーの砂漠の風よ
  男一匹明日の希望を心に秘めて  行けば鳴る鳴る駱駝の鈴よ
1939年(昭和14年)

この歌は岡 晴夫がデビューして間もない昭和14年に出されたがあまりヒットせず、戦後の昭和23年に、一字だけ変更して「男一匹の歌」として発表され、かなりヒットしたため、カラオケの曲名リストなどではそちらの題名でしか出ていない。なお、戦後変更されたところは、一番の歌詞の最後、「なぜか淋しい日暮れの風よ」の「風」が「道」となっている。