作詞 野村俊夫 作曲 明本京静 唄 酒井 弘 安西愛子 |
1.(男) 花も蕾の 若桜 五尺の生命(いのち) ひっさげて 国の大事に 殉(じゅん)ずるは 我等学徒の 面目(めんもく)ぞ ああ紅の血は燃ゆる 2.(女) 後に続けと 兄の声 今こそ筆を 擲(なげう)ちて 勝利揺るがぬ 生産に 勇み立ちたる つわものぞ ああ紅の血は燃ゆる | 3.(男・女) 君は鍬執(くわと)れ 我は槌(つち) 戦う道に 二つなし 国の使命を 遂ぐるこそ 我等学徒の 本分ぞ ああ紅の血は燃ゆる 4.(合唱) 何をすさぶか 小夜嵐(さよあらし) 神州男児 ここにあり 決意ひとたび 火となりて 護る国土は 鉄壁ぞ ああ紅の血は燃ゆる |
1944年(昭和19年)
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この歌は学徒出陣の時に唄われたと勘違いしている人が多いらしく、TVドラマでもそ
うした場面にこの歌が流されているのを見た事がある。しかし、この歌は昭和19年
の夏頃作られており、学徒出陣の時(昭和18年10月)にはまだ出来ていなかった。つまり、昭
和19年8月学徒勤労令が発布された時、軍需省推薦歌として作られたものである。
レコードは酒井弘・安西愛子が吹
き込み、9月初旬に出された。
http://www41.tok2.com/home/cdrhirata/gunka/04/aakurenai.htm |