Return to the List

ラバウル小唄(南洋航路)
作詞 若杉雄三郎
作曲 島口 駒夫
1.さらばラバウルよ 又来るまでは
  しばし別れの 涙がにじむ
  恋しなつかし あの島見れば
  椰子の葉かげに 十字星

2.船は出てゆく 港の沖へ
  愛しあの娘の うちふるハンカチ
  声をしのんで 心で泣いて
  両手合わせて ありがとう


3.波のしぶきで 眠れぬ夜は
  語りあかそよ デッキの上で
  星がまたたく あの星見れば
  くわえ煙草も ほろにがい

4.赤い夕陽が 波間に沈む
  果ては何処ぞ 水平線よ
  今日も遙々 南洋航路
  男船乗り かもめ鳥

「大日本軍歌集」(http://www2.to/gunka/)による。
1941年(昭和16年)頃

 軍歌と間違えられるが、作られたのは1940年(昭和15年)ご ろだそうで、この歌はもともと副題にもある通り「南洋航路」 の船乗りの歌である。
(http://www.d-b.ne.jp/captsato/SevenOceans/sevenocean-3/sevenoceans-3.htmlによる。)
 元唄の「南洋航路」については末尾をご覧ください。
 「ラバウル航空隊」と同じく1944年(昭和19年)に ラジオで発表された。『【君はアニメンタリー「決断」を知っているか】(http://www.h2.dion.ne.jp/~sws6225/index.html)の 「BGM解説」から』

南洋航路
作詞 若杉雄三郎
作曲 島口 駒夫
1.赤い夕日が 波間に沈む
  涯(はて)はいずこか 水平線よ
  今日もはるばる 南洋航路
  男 船乗り カモメ鳥

2.波の響きで 眠れぬ夜は
  語り明かそよ デッキの夜風
  星がまたたく あの星見れば
  くわえ煙草が 目にしみる

3.さすが男と あの子が云うた
  命まかせの 三本マスト
  揺れる心に 憧れ遙か
  明日は赤道 椰子の島
                                                            
(http://www.biwa.ne.jp/~kebuta/Frame/JapaneseTraditionalSongs.htmによる。)