作詞 横山正徳 作曲 布施 元 歌 藤原義江 四家文子 |
(男) 1.海の民なら 男なら みんな一度は 憧れた 太平洋の 黒潮を 共に勇んで 行(ゆ)ける日が 来たぞ歓喜の 血が燃える (女) 2.今ぞ雄々しく 大陸に 明るい平和 築くとき 太平洋を 乗り越えて 希望涯(はて)ない 海の子の 意気を世界に 示すのだ (男) 3.仰ぐ誉れの 軍艦旗 舳(みよし)に菊を 戴(いただ)いて 太平洋を 我海と 風も輝く この朝だ 伸ばせ皇国(みくに)の 生命線 | (女) 4.遠い我等の 親達が 命を的(まと)に 打ち樹(た)てた 太平洋の 富源(ふげん)をば 更に探(たず)ねて 日本の 明日の栄(さかえ)を 担(にな)うのだ (男女) 5.潮と湧き起(た)つ感激に 飛沫(しぶき)を上げて 海の子が 太平洋に 船脚(ふなあし)を 揃えて進む 響(ひびき)こそ 興(おこ)る亜細亜(あじあ)の 雄叫(おたけ)びだ |
1939年(昭和14年)
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毎日新聞社が海の記念日制定に際して一般公募した海軍省選定歌。曲調が明るく、はつらつとしていたので子供たちにも人気があった。
レコードは1939年4月に藤原義江・四家文子の歌唱盤が、同年7月には徳山l・中村淑子・由利あけみ・波岡惣一郎の歌唱盤がビクターからそれぞれ発売された。 【年代譜(http://www.ne.jp/asahi/kingkong/asys/dbase/data/nendaifu.htm)およびBGM解説(http://www.h2.dion.ne.jp/~sws6225/bgm.html ) による。】 |