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ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー

作詞 鈴木道明
作曲 鈴木道明
唄  越路吹雪
1 小雨降る夜は なぜか淋しくて
  しんみりあなたと お話したいの
  なんにもいわずに 別れたあの夜
  つれない方と
  恨んでますのよ
  ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
  やるせない雨よ
2 小窓うつ音は 雨のささやきか
  しみじみあなたを 想い出してるの
  あなたがいるなら なんにもいらない
  せめてもう一度
  いわせてアイ・ラブ・ユー
  ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
  やるせない雨よ
1965年(昭和40年)

 この歌(ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー)は、「Moulin Rouge (ムーラン・ルージュ)」(1934)という映画のための曲でであった「The Boulevard Of Broken Dreams (Gigolo And Gigolette)」((Lyric: Al Dubin、Music: Harry Warren、Year: 1933)「夢やぶれし街角」とでも訳すのか)の著作権を侵害している(いわゆる「ぱくり」)として、日本での著作権保有者(株)インターナショナル・ミュージック・パブリッシャーズと作曲者鈴木道明との間で訴訟となり、昭和49年東京高裁の判決では偶然の一致とされ、最高裁判決(最判 昭和53)で結審となったもので、いわゆる著作権侵害の代表的争訟事案として、極めて有名である。関心のある方は「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー事件」(http://www.netlaw.co.jp/hanrei/one-r.html)をご覧いただきたい。