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小さなスナック

作詞     牧  ミエコ
作曲     今井   久
唄 パープル・シャドウズ
1.僕が初めて 君を見たのは
  白いとびらの 小さなスナック
  一人ぼっちの うしろ姿の
  君のうなじが やけに細くて
  いじらしかったよ

2.僕がその次 君を見たのも
  バラにうもれた 小さなスナック
  ギターつまびく 君の指さき
  ちょっぴりふるえて つぶやくようで
  可愛かったよ



3.僕が初めて 君と話した
  赤いレンガの 小さなスナック
  見つめる僕に ただうつむいて
  なにもこたえず はずかしそうで
  抱きしめたかったよ

4.今日も一人で 待っているんだ
  君に会えない さびしいスナック
  キャンドルライトに 面影ゆれる
  どこへ行ったの かわいい君よ
  忘れられない

  どこへ行ったの かわいい君よ
  忘れられない
1968年(昭和43年)

パープル・シャドウズ(Purple Shadows)
 1960年代に活躍した個性派GSバンド。1965年に結成されたハワイアン・バンド“ザ・バーズ”が前身。リーダー兼ギタリストの今井久が中心となって結成。66年にパープル・シャドウズと改名し、歌声喫茶や居酒屋などを巡業し、68年にシングル「小さなスナック」でデビュー。同曲はオリコン2位にランク・インする大ヒットを記録。後にロス・インディオスとシルビアによってカヴァーされたシングル「別れても好きな人」を最後にグループは自然消滅。