(Old version)


Return to the List

 昭和3年、二村定一の唄で発売されたが、それから30年以上経った昭和36年、寺岡真三の編曲・フランク永井の唄で第3回レコード大賞に輝いた。ここでは寺岡氏の編曲によるものと原曲とをご披露しています。
 なお、フランク永井のカバーでは2番までしか唄われませんが、原曲では3番まで唄い、かつ、フランク永井の2番の終わりの「リフレイン」はありません。

君恋し

作詞 時雨  音羽
作曲 佐々  紅華
編曲 寺岡  真三
唄  フランク永井
1.宵闇せまれば 悩みは涯(はて)なし
  乱るる心に 映るは誰(た)が影
  君恋し 唇あせねど
  涙は溢れて 今宵も更け行く




3.去りゆくあの影 消えゆくあの影
  誰(た)がためささえん つかれし心よ
  君恋し ともしびうすれて 
  えんじの紅帯(べにおび) 緩むもさびあいや
2.唄声過ぎ行き 足音響けど
  何処に訪ねん 心の面影
  君恋し 想いは乱れて
  苦しき幾夜を 誰(た)がため忍ばん

  君恋し 唇あせねど
  涙は溢れて 今宵も更け行く
  今宵も更け行く・・・・・。




1928年(昭和3年)