喝采
作詞 吉田 旺 作曲 中村 泰士 唄 ちあきなおみ |
いつものように 幕があき 恋の歌うたう私に 届いた報(しら)せは 黒いふちどりが ありました あれは三年前 止めるあなた駅に残し 動きはじめた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の 昼下がり 教会の前に たたずみ 喪服の わたしは 祈る言葉さえ なくしてた | つたがからまる 白い壁 細いかげ長く落として ひとりの私は こぼす涙さえ 忘れてた 暗い待合室 話す人もない私の 耳に私の歌が 通りすぎてゆく いつものように 幕があく 降りそそぐライトの その中 それでも わたしは 今日も恋の歌 歌ってる |
1972年(昭和47年)
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言わずと知れた1972年の第14回レコード大賞受賞曲であり、歌手ちあきなおみの代表作である。 なお、作詞の吉田 旺は、彼女の歌の多くを作詞している。 |