作詞 菊田 一夫 作曲 古関 裕而 唄 二葉あき子 |
1.ああ あの人と 別れた夜は ただなんとなく めんどうくさくて さようならバイバイ 言っただけなのに フランチェスカの 鐘の音が チンカラカンと 鳴り渡りゃ 胸はせつない 涙がこぼれる なぜか知れない この悲しみよ |
2.ああ ふたたびは かえらぬ人か ただひとめだけ 逢いたいのよ 愛しているわ 愛しているのよ フランチェスカの 鐘の音が チンカラカンと 鳴り渡りゃ 声をかぎりに あなたと呼べど 人はかえらず こだまがかえる ・・・・・・・・・・・・・・ (メロディー前半の間奏) ・・・・・・・・・・・・・・ フランチェスカの 鐘の音よ チンカラカンの 鐘の音よ 心も狂う 未練の言葉 せめて一度は つたえておくれ |
1948年(昭和23年)
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「フランチェスカの鐘」は独立した歌謡曲として昭和23年に作られたが、
評判が良かったので翌24年には松竹で映画化された。初版には高杉妙子によるセリフ
が入っていたが、映画化されたときはセリフ抜きで録音された。 (「古関裕而研究 第1回」http://www.aba.ne.jp/~takaichi/natumero/koseki1.htmlによる) なお、鶴田浩二が初めて主演したのが この「フランチェスカの鐘」であった。(監督 大曾根辰夫、原作 菊田一夫、出演 鶴田浩二、三宅邦子、毛利菊枝、桂木洋子ほか http://www.paoon.com/star/4525.htmlによる)
〔注〕聖女フランチェスカ(Francesca)(ザベリア・カブリーニ) |