亜麻色の髪の乙女
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作詞 橋本 淳 作曲 すぎやまこういち 唄 ザ・ヴィレッジシンガーズ |
亜麻色の長い髪を 風が優しくつつむ 乙女は胸に 白い花束を 羽根のように丘をくだり やさしい彼のもとへ 明るい歌声は 恋をしてるから ばら色のほほえみ 青い空 幸せな二人はよりそう 亜麻色の長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は羽根のように 丘をくだる 彼のもとへ | (間奏) ばら色のほほえみ 青い空 幸せな二人はよりそう 亜麻色の長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は羽根のように 丘をくだる 彼のもとへ 彼のもとへ |
1968年(昭和43年)
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ザ・ヴィレッジシンガーズの二つ目のヒット曲がこの「亜麻色の髪の乙女」。そのころ清純派GSとしては渡辺プロの「ザ・ワイルドワンズ」とホリプロの「ザ・ヴィレッジシンガーズ」がしのぎを削っていたが、やがてGSも飽きられ、楽曲は歌謡曲化してマンネリに陥り、次々と解散。残ったグループもムードコーラス路線を辿った。
なお、最近では島谷ひとみが自ら歌い出演する「花王エッセンシャルダメージケア」のCM。そのバックに流れるCMソングとして人気が出ている。 クラシックで「亜麻色の髪の乙女(La fille aux cheveux de lin)」といえば近代フランス音楽の巨匠ドビュッシー(Claude Achille Debussy)の幻想的な曲、1910年に出されたピアノ曲集『12の前奏曲』の中の1曲。ちなみに「亜麻色」というのは麻の一種である「亜麻」の色で、薄い黄土色のような色。ロシア系ゲルマン系人種に多い髪の毛の色ということである。 |