作詞・作曲 東 辰三 唄 平野 愛子 |
1.あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色あせた桜ただ一つ 淋しく咲いていた 船の汽笛 むせび泣けば チラリホラリと花びら あなたと私にふりかかる 春の午後でした |
2.あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯りただ一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 むせび泣けば チラリホラリと花びら 涙の雫にきらめいた 霧の夜でした |
3.あなたを想うて来る丘は 港が見える丘 葉桜をソヨロ訪れる 潮風浜の風 船の汽笛 遠く聞いて うつらとろりと見る夢 あなたの口許あの笑顔 淡い夢でした |
1947年(昭和22年) |