作詞 加 藤 登 紀 子 作曲 アルフレッド・ハウゼ 1.この両手に 花を抱えて あの日 あなたの部屋を訪ねた 窓を開けた 陽射しの中で あなたは 笑って迎えた 手をつなぎ頬寄せて 繰り返す 愛の暮らし 花は枯れて冬が来ても 素敵な日々は 続いていた 愛を語る 言葉よりも 吹きすぎる 風の中で 求め合う ぬくもりが 愛の変わらぬ しるし 2.人は幾度も 愛に出会い 終わりのない 愛を信じた 或る日気がつく 愛の終わりに 人は 幾度も泣いた 手をつなぎ頬寄せて 繰り返す 愛の暮らし 花は咲いて春が来ても 素敵な日々は 戻ってこない 愛を語る 言葉よりも 風に凍えた この両手に あなたの体の ぬくもりが 今も消えずに 残る
1971年(昭和46年)
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加藤登紀子プロフィール
【1943年中国・ハルビン生まれ。東京大学在学中の1965年、日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝、歌手活動に入る。1966年「赤い風船」で第8回レコード大賞新人賞受賞。69年「ひとり寝の子守歌」、71年「知床旅情」で日本レコード大賞を受賞。その後も「愛のくらし」「時代おくれの酒場」「百万本のバラ」など数多くのヒット曲を持つ。海外でも積極的に公演を行い、92年フランス政府より芸術文化勲章「シュバリエ」を受章。 ミュージシャンとしての活動のほか、女優としても活躍。また、書や陶芸の個展も行う。環境保護活動にもかかわりが深く、環境保全の草の根活動をしている人たちと連携した「水と土のコンサート」で宍道湖や四万十川など全国約50箇所に足を運んだ。97年にWWFの評議員に就任、「パンダ大使」として活動。2000年10月には、国連環境計画(UNEP)の親善大使に任命され、世界を舞台に、環境問題についてメッセージを発信している。 登紀子倶楽部の入会資格は「美味、美酒を重んじ、生活の楽を愛する自由人、地球を冒涜しない自然人であること!」 ホームページはhttp://www.tokiko.com/ 】 http://eco.goo.ne.jp/magazine/files/sp/sp_may01.html |