作詞 星野貞志 作曲 古賀政男 歌 美ち 奴 |
1.空にゃ今日も アドバルーン さぞかし会社で 今頃は おいそがしいと 思うたに ああ それなのに それなのに ねえ おこるのは おこるのは あたりまえでしょう 2.どこで何して いるかしら なにか悲しい 日暮どき 思うは貴方の ことばかり ああ それなのに それなのに ねえ おこるのは おこるのは あたりまえでしょう |
3.ひとり出ている お月様 窓で見ている このわたし とぎれとぎれの 針仕事 ああ それなのに それなのに ねえ おこるのは おこるのは あたりまえでしょう 4.夜更けに聞える 足の音 耳をすませば 胸が鳴る 帰って釆たかと 立ち上る ああ それなのに それなのに ねえ おこるのは おこるのは あたりまえでしょう |
1936年(昭和11年)
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美ち奴(1917-1996) 西条八十に見出され、浅草の芸妓から歌手に転向、テイチクのドル箱スターとなる。昭和11年12月発売の「ああそれなのに」は、翌年にかけて50万枚の大ヒットとなった。なお、作詞の星野貞志はサトウハチローの別名である。裏面は、杉狂児とのデュエット「うちの女房にゃ髭がある」。平成8年、東京の病院で没、78歳。 【My Favorite Vocalists(http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/5882/Vocalists.htm )による。】 |