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十九の春
作詞 沖縄県民謡
補作詞 本竹祐助
1.私があなたに惚れたのは
  ちょうど十九の春でした
  今更離縁と言うならば
  もとの十九にしておくれ
 
2.もとの十九にするならば
  庭の枯れ木を見てごらん
  枯れ木に花が咲いたなら
  焼いた魚も泳ぎ出す

3.私があなたを思う数
  山の木の数、星の数
  三千世界の人の数
  千里浜辺の砂の数


4.一銭二銭の葉書さえ
  千里万里の旅をする
  同じ日本に住みながら
  会えぬ我が身の切なさよ

5.雲の切れ間に満ちる月
  あなたはなんて無情なの
  思い願いは幾度なく
  会えぬ月日は幾日か

6.奥山住まいのウグイスは
  梅の小枝で昼寝して
  春が来るよな夢を見て
  ホケキョホケキョと鳴いていた
  春が来るよな夢を見て
  ホケキョホケキョと鳴いていた