旅の宿
作詞 岡本おさみ 作曲 吉田 拓郎 唄 吉田 拓郎 |
1.浴衣の君は 尾花(ススキ)の簪(カンザシ) 熱燗(アツカン)徳利(トックリ)の首 つまんで もういっぱいいかがなんて 妙に 色っぽいね 2 僕は僕で 跌坐(アグラ)をかいて 君の頬と耳は まっかっか あゝ風流だなんて ひとつ 俳句でもひねって |
3 部屋の灯(アカリ)を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ 久しぶりだね 月見るなんて 4 僕はすっかり 酔っちまって 君の膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって 君を抱く気にも なれないみたい |
1972年(昭和47年)
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