作詞 谷村新司 作曲 堀内孝雄 唄 ア リ ス |
1.左利きのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる いくら書いても埋め尽くせない 白紙の行が そこにある 友情なんて呼べるほど 奇麗事じで済むような 男と女じゃないことなど うすうす感じていたけれど あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんなきがして |
2.夢を両手に都会(まち)に出て 何も掴めず帰るけど 「やさしさの扉を開ける鍵は 眠れない夜が そっと教えた 心も体も開きあい それから始まるものがある それを愛とは言わないけれど それを愛とは言えないけれど」 あの夏の日がなかったら 楽しい日々が続いたのに 今年の秋はいつもの秋より 長くなりそうな そんなきがして 春の嵐が来る前に 暖かい風が吹く前に 重いコートは脱ぎ捨てなければ 歩けないような そんな気がして |
1980年(昭和55年) |