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昴(すばる)

作詞 谷村新司
作曲 谷村新司
唄  谷村新司
目を閉じて何も見えず	
哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より	
他に見えるものはなし

嗚呼	砕け散る 宿命(さだめ)の星たちよ
	せめて密やかに	この身を照らせよ

我は行く	蒼白き頬のままで
我は行く	さらば昴よ







呼吸をすれば胸の中	
木枯らしは吠き続ける
されどわが胸は熱く	
夢を追い続けるなり

嗚呼	さんざめく	名も無き星たちよ
	せめて鮮やかに	その身を終われよ

我も行く	心の命ずるままに
我も行く	さらば昴よ

嗚呼	いつの日か誰かがこの道を
嗚呼	いつの日か誰かがこの道を

我は行く	蒼白き頬のままで
我は行く	さらば昴よ
我は行く	さらば昴よ
1980年(昭和55年)

 谷村新司の代表曲の一つで、ソロとしては自身最高の60万枚のヒット曲となった。

 谷村新司はアリスの人気が絶頂だった頃の1980年に、グループと並立して始めたソロ活動の一環として制作した。 フジテレビ系『メントレG』で語ったものによると、この歌詞は引っ越しのため、引っ越し会社の社員と一緒に荷作りをしていた谷村がダンボール箱に思い付いたことを書いて出来たものだそうである。