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 この唄の訴えているものについて、とても心に残る記述がある。できれば其処にある、この唄が歌うことによってしか訴ええなかった状況と背景、そして沖縄戦で散っていった沖縄の人々の心情を是非とも理解して頂きたいと願うものである。
【「春を思えば」から「島唄」(http://www.geocities.jp/m_murakata/sima.htm)】

島 唄

作詞・作曲 宮沢和史
唄     THE BOOM
でいごの花が咲き	風を呼び	嵐が来た

でいごが咲き乱れ	風を呼び	嵐が来た
繰り返す悲しみは	島渡る波のよう
ウージの森であなたと出会い
ウージの下で千代にさよなら
	島唄よ風に乗り	鳥とともに海を渡れ
	島唄よ風に乗り	届けておくれ私の涙

でいごの花も散り	漣が揺れるだけ
ささやかな幸せは	うたかたの波の花
ウージの森で歌った友よ
ウージの下で八千代の別れ
	島唄よ風に乗り	鳥とともに海を渡れ
	島唄よ風に乗り	届けておくれ私の涙

海よ	宇宙よ	神よ	いのちよ
このまま永遠に夕凪を

	島唄よ風に乗り	鳥とともに海を渡れ
	島唄よ風に乗り	届けておくれ私の涙
	島唄よ風に乗り	鳥とともに海を渡れ
	島唄よ風に乗り	届けておくれ私の涙
1993年(平成5年)