作詞 後藤悦治郎 作曲 浦野 直 唄 紙ふうせん |
1.坂の細い道を 夏の雨にうたれ 言葉さがし続けて 別れた二人 小麦色に焼けた 肌は色もあせて 黄昏わたし一人 海を見るの 冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい 冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい |
2.秋の風が吹いて 街はコスモス色 あなたからの便り 風に聞くの 落葉つもる道は 夏の想い出道 今日もわたし一人 バスを待つの 冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい 冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい |
1977年(昭和52年 )
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◆紙ふうせん 後藤悦治郎(1946年4月29日生まれ)、平山泰代(1947年3月28日生まれ)が、「赤い鳥」解散後の1974年に結成した夫婦デュオ。同年「いかつり唄」でデビューする。1977年「冬が来る前に」が大ヒット。以後も日本の各地に残る伝承歌を集めたアルバムを発表したり、年間50〜60回のコンサートを行うなど精力的に活動を続けている。1999年には結成25周年を迎えた。家族は長男・洋治郎氏(カメラマン)。兵庫県西宮市在住。
晩秋のある日、石油ストーブの手入れをしていた後藤さんは、長年の友人である作曲家浦野直さん(59)が弾くピアノの旋律に耳を止めた。「いいメロディーだな」と気に入った後藤さんは、目の前のストーブにヒントを得てすぐに詞をつけた。こうして生まれた曲「冬が来る前に」は、77年から78年にかけて大ヒット。「あんなふうに出来上がった曲は、ほかにはありません。コンサートの集客には大きかった」と後藤さんは笑う。(http://osaka-nikkan.com/lib/oet/genki/0216.htmlによる。) |