愛する人に捧げる、永久に変わらぬ愛を歌っているアイルランドの有名な民謡。原詩はアイルランド出身のThomas Moore(1773〜1851)。

春の日の花と輝く

  アイルランド民謡
作詞    Thomas Moore
訳詞   堀内 敬三

1.春の日の花と輝く	うるわしき姿の
  いつしかに褪(あ)せて遷(うつ)ろう	世の冬は 来るとも
  わが心は変わる日なく	御身(おんみ)をば慕(した)いて
  愛はなお 緑いろ濃く	わが胸に生くべし

2.若き日の頬(ほほ)は清らに	わずらいの影なく
  御身 いま艶(あで)にうるわし	されど面(おも)あせても
  わが心は変わる日なく	御身(おんみ)をば慕いて
  向日葵(ひまわり)の日をば恋うごと	永久(とこしえ)に思わん