Vietnam (1) ●21stのこの衣装は細身なので、ジェーンに着せても比較的違和感ないです。とはいえ、やっぱり上半身はブカブカなので、ウエスト廻りに布を巻き付けておいてからユニフォームを着せてます。さらに、ズボンの前合わせのスナップの厚みがど〜しても邪魔になったので、スナップをとってしまい、換わりに両面テープで止めるというインチキをしています。
●ベレーはKAZさんカスタムのコットンペーパー製。黒のリボンを貼ってフチを再現しました。ボタンはガンプラ改造用のリベットパーツから造ったもの。人形服のボタンはスケールに忠実に小さくしても代えって納まり悪い感じになることがありますが、裏側を削って厚みを減らし、穴も小さくすることで結構いいかんじになったと思います。ズボンにはシャツの袖を切った時に余った布でベルト通しを造り、畳ヘリ補修テープで造ったトラウザーズベルトを通しました。ベルトの金具は洋白板で造ってあります。ウェブベルトは独特の横織りを再現するために平ゴムを使い、アルミパイプでハトメを打ちました。ホルスターもちょっと加工して実物同様の装着方法に。ガバメントは見えるとこだけ削りこんでそれらしくしただけです。
●こうやって細かいとこに手を入れると、やはり一体成型のブーツがさみし〜感じで、全体がアンバランスになっちゃいます。出来ることならMyer'sブーツを履かせたいとこですが、人形の数だけ揃えるのもきびしいので試しにソフビブーツにちょっと加工してみました。真ん中のところを切り取って、換わりにゴムシートから切り出したベロを内側から下端を接着。穴のモールド部分に実際に穴を空け、ハトメを打って紐を通します。……まあ、迫力はでたけれど全然軍用のブーツに見えないですね。「ベトナム」って雰囲気はぶちこわしかも。
●デティールアップそのものが目的になっておりまして、ど〜いう状況のスタイルを再現しているのか等、全く考えておりません。なので、いまのとこ記章類の貼り付けがテキト〜です。いろいろ資料を調べながら造っているんで、「こうしたい」という智恵はそのうちついてくるでしょう。


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