Remodeled G3.5
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胸厚削減


 肩内部を軸受けの軟質樹脂パーツが上手く納まる様に削ります。軟質樹脂パーツ自体も削ります。


 仮組みをして確かめながら、肩パーツがぶつかる部分を削っておきます。(※写真はここのみG3です)


 胸と背中をネジ止めできるように、合わせピンの跡にピンバイスで穴を開けます。胸側パーツには1.6ミリ径で途中まで、背中側は2ミリ径で外まで貫通させます。背中側パーツには大きな穴が開いているので、ドリルが穴の端に寄らないようにパイプをガイドにしています。


 背中に貫通させた穴の周囲は、ネジの頭が納まるように少しえぐっておき、2ミリ径のネジで胸と背中を止めます。胸側のパーツに開けておいた1.6ミリ径の穴がナット代わりになります。


 全パーツを挟んで組み上げてみたところです。肩周辺と胸とのはげしい段差がなくなり、上半身全体のつながりが自然になったと思います。追加したネジも、元々使われていたネジと並ぶと違和感がありません。さて、ここで完成としてもいいのですが……


 このボディ、胴体に対して肩がかなり浮いているような感じが気になるので、脇の下を削って、肩を落とし脇を締める様にしてみました。


 右がノーマル、左が脇を削ったものです。自然な感じに見えるでしょうか?


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