福 徳 寺     

飯能市東吾野虎秀  



 東吾野駅北方の静かな谷間にひっそりと建つ寺院で、本堂なども簡素な造りでしたが境内は

よく手入れがされていました。本堂の手前に建つ小さな宝形の阿弥陀堂が県内で一番古い木造

建物で、重要文化財に指定されています。




     阿弥陀堂


 宝形造りの小宇ですが、細部

まで和様の手法様式を伝え、鎌

倉時代中期の建物と見られてい

ます。堂内の阿弥陀三尊も県の

文化財に指定されています。







     本  堂


 境内の奥にある本堂は民家を

改造したような簡素な建物です

が、本尊は観音様で武蔵野三十

三観音の第30番札所です。






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