喜多院 東 照 宮     

川越市喜多院境内  



 東照宮は神社なのですが、当社は喜多院の境内に創建され独立した社格はないようなので、

続けて取り上げたいと思います。徳川家康の死後、天海僧正により現在慈眼堂が建つ丘に創建

されましたが、数年後に焼失してしまったので寛永17年(1670)堀田正盛が造営奉行と

なり現在地に再建されました。




     東照宮参道


 独立した神社ではないとの事

ですが、喜多院の境内とは濠で

隔てられた神域には、随身門、

鳥居、拝殿、幣殿、中門、本殿

などが一直線に並んでいます。






    拝殿及び幣殿


 周囲を濠で囲まれた築山の上

に建っています。これらの社殿

は重要文化財なのですが、中に

掛けられている三十六歌仙絵額

も重文に指定されるなど貴重な

建物となっています。





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