都内の寺々に建つ三重塔









   宝仙寺三重塔


 昔の宝仙寺は広大な寺院

で、当時の三重塔は山手通

りを隔てた、現在塔ノ山小

学校のある辺りに立ってい

ました。


 


     東禅寺三重塔


 幕末に英国の公使館が置かれた寺

として知られています。参道は袋小

路になっていて、境内の周囲も見通

しが悪く、門前に来るまで塔のある

ことに気が付きませんでした。








本堂の脇に

 隠れるように立つ

  本光寺三重塔







参道の右手

 広い墓所の中に立つ

  慶元寺三重塔


 


     豪徳寺三重塔


 山門を入ると左手に建っています

が、本来の禅宗の伽藍配置には塔は

無いはずで、京都五山や鎌倉五山、

曹洞宗の永平寺や総持寺などを見て

も七堂伽藍の中に塔はありません。

最近は宗派の区別など関係ないので

しょうか。




 一つ上  ”塔のある寺を訪ねて

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