西 福 寺

川口市西立野 



 西福寺は弘法大師の創建によると伝えられ、江戸時代には坂東、西国、秩父の百ヶ寺の観音

霊場を勧請した観音堂が建立され百観音として賑わったそうです。今は訪れる人も少ない静か

な寺院ですが、境内にそびえる三重塔が県文化財に指定されています。この塔は三代将軍徳川

家光の長女千代姫により寄進されたものです。



    観 音 堂


 これだけの大きさの伽藍で

宝形屋根の堂宇は武蔵野でも

少なく、今も霊場の雰囲気を

漂わせています。







    三 重 塔


 建立は元禄6年(1693)

で、歴史的な木造建築物の中

では、埼玉県内で一番高いと

言われています。

 (高さ約23m)





 一つ上  ”塔のある寺を訪ねて

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